『教える』というより『伝える』を大切にしたい

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東京でパーソナルトレーナーをしている安藤ひろゆきです。

明日のセミナーに向けて、資料の最終確認をしています。

基礎講座と謳っていますが、伝えたい事がたくさんあり、資料のスライドはかなりの数になりました。

ここ数日は、1度作った資料の中で、本当に必要だと思うものだけを残す作業をしていました。

スライドも厳選されて、明日の準備の確認をするだけになったので、ちょっと息抜き、作業をする中で色々と気がついた事を今日は、お話したいと思います。

知っているから教えられるわけではない

独立をしてから、様々なところで講師をさせて頂きました。

同業のトレーナー対象のものや一般の方への講演はもちろん、エステシャン向けの講習などでもお話させて頂いています。

その度に思うのは、『知っているから教えられるわけではない』ということです。

知識があれば、人に教えられるかといえば、厳密には答えはNO!です。

例えば、自分がベンチプレスを100kg挙げることが出来たとします。

自分がベンチプレスを100kg挙げるまでやってきたことを話すことは、みんな出来ると思います。

これも『教えてる』と言われるとそうかもしれませんが、これは教えるの中でも

 知っていることを相手に告げ知らせる(例:道を教える)

になるのだと思います。

講師などをする場合の『教える』は、自分と同じようにベンチプレスを100kg挙げられるように教えられる人のことだと考えています。

つまり、

知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く(例:英語を教える)

ということです。

これが出来ている人は意外と少ないのではないでしょうか?

相手にどれだけ伝わったかを大切にしたい

講師も色々なタイプの人のがいらっしゃるので、これが良い悪いというのは、正直僕もまだ分かりません。

ただ、一方的に自分が話したいことを話して、独演会みたいなセミナーにだけはならないようにしようといつも思っています。

先ほどもお話ししたように、相手に身につけてもらいたいという気持ちでお話をさせて頂いているからです。

セミナー資料を作る時も、実際に話しをさせて頂く時も、自分が言いたいことよりも、相手に伝わることを重視しています。

資料の構成にしてもそうですし、言葉選びもそうです。

これ、けっこう大変なんですけど、この作業を疎かにすると、聞いている側の理解度とんでもなく下がってしまいます。

なぜなら、人間は一度『分からない。。。』と思うとそこで思考が停止してしまうからです。

それだけに、聞いている相手の理解度を見ながら、話をする事が重要です。

自己満足のセミナーにしたくない

こんなことを思うようになったのは、独立して沢山のセミナーを受講させてもらったから分かることです。

セミナーの内容が良くても、講師の方の進行の仕方で、内容が台無しになってしまうことを何度か経験しました。

そのセミナーは、『なんでこんなにつまんないんだろう?』って考えていましたが、後で自分なりに納得したのは、『講師の自己満足のセミナー』だったってことです。

講師のマシンガントークに参加者はついていけず、会場の空気が微妙になっていても、構わず講師の方は、話し続けていました。

『いろんな事を教えたい!』という気持ちと一生懸命さでそのようになっているというのも、自分が講師をさせてもらって分かったのですが、受講者はそんな風には思ってくれません。

僕が受講者側の時はそうでしたから。(苦笑)

そうした経験から、『いっぱい教えてやったぞ!』っていう自己満足のセミナーにならないようにと気をつけています。

『教える』というより『伝える』を大切にしたい

自分が受講者の時の経験や講師をさせてもらった経験から、『教える』というより『伝える』を大切にしたいと思うようになりました。

それは、受講者がセミナー直後は『良いセミナーだった!』とテンションが上がるのに、翌日のセッションには何も変化が無いという内容にならないためです。

それを心がけるようになってから、受講者の方から、『安藤さんのセミナーは分かりやすいです。』と言って頂ける事が増えました。

明日も、沢山の事を受講者の皆さんに、お伝えして、1つでも多く、翌日からのセッションに活かせてもらえたら良いなと思っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。 科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー。 これまでに手がけたクライアントは1,200名以上。193名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。 パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。