ダイエットがうまくいかない、本当の理由。

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パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。

昨日、こんな事をFacebookに書かせて頂きました。

Facebookの書き込みはこちら。

簡単に言うと『ダイエットをして、結果の出る・出ないの差は、本人の努力の差でない場合がほとんどだ』という内容です。

こちらの投稿に、多くの方からいいね!とコメントを頂きました。

今日はここに書かせてもらったことの意味を詳しく解説させていただきたいと思います!

目次

ダイエットがうまくいく人は努力の出来るストイックな人?

ダイエットがうまくいく人は、努力の出来るストイック人だからでしょうか?

僕の答えは『NO!』です!

ダイエットがうまくいく人の全てが、食事の改善をストイックにやっているわけではありません。

僕のクライアントの中には、あまりストイックにやると長続きしないので、自分のやれる範囲で食事制限をして、2年で15kg以上の減量に成功した方もいらっしゃいます。

この方は、炭水化物お酒も大好きで、それらを適度に摂取しながら、減量に成功され、今も減量後の体重・体型を維持されています。

ダイエットしたい人は、みなさん努力しています。

では、ダイエットがうまくいかず、結果の出ていない人は、全く努力をしていないのでしょうか?

これについても、僕の答えは『NO!』です!

「ダイエットを本気でしよう!」と思っている人に努力をしていない人は1人もいません。

全ての人が自分の理想の体型・体重に近づこうと努力をしています。

「5kg痩せたいんだけど、なかなか痩せないのよね〜」と言って、夜中にコンビニでチョコレートやポテトチップスを買っている人、食べている人は「ダイエットを本気でしよう!」と思っている人には該当しませんので、あしからず。(笑)

結果が出る人と出ない人の差は?

では、なぜ同じように努力をしているのに、結果が出る人と出ない人がいるのでしょうか?

以下の2つの原因が考えられます。

  • そもそも実践しているダイエット法が合っていない
  • 教えてもらっている方法と違う事を勝手にやってしまっている

そもそも実践しているダイエット法が合っていない

これ、結構多いかもしれません。。。

そもそもダイエットとは、『減量を目的とする食生活・食事療法』という概念で、万人に通用するダイエット法が存在するわけではありません。

ダイエットについて考え方は、以下の記事をご覧ください。
参考:ダイエットとシェイプアップって何が違うの?

そのため、読者さんの友人が成功したり、有名人が成功した方法が、読者さんに当てはまるとは限らないのです。

もし、1週間から10日試してみて、結果が出ていないのなら、今、実践しているダイエット法が合っていない可能性が考えられます。

教えてもらっている方法と違う事を勝手にやってしまっている

先ほど、ダイエット法が合っていない可能性をお話したのですが、今、思うような結果が出ていない人は、『この方法は自分には合っていないんだ!』と早合点しないで下さい!

ダイエット法が合っているかどうかを判断するには、そのダイエット法が正しく実践されているということが条件になります。

実は、『この方法は自分には合っていないんだ!』と思って、コロコロとダイエット法を変える人には、ある特徴があります。

それは、

『正しく実践せず、自分流のアレンジが加わっている。』

ということです。

結果の出ない場合の多くは、トレーナーなどアドバイスをしてくれた人の方法を完全にコピーして、実践していない事がほとんどです。

僕がダイエット指導をするときは、食事の質・量・タイミングの3つの要素を見ながら、食事の改善をしてもらいます。

質は、今よりも多くのたんぱく質を摂取して、増えたたんぱく質分の炭水化物を減らす。

量は、腹7〜8分目(目的によって異なる)で食べる。

タイミングは、食事の間隔を最低4時間以上空ける。

ということだけです。

結果が出にくい人は、この質・量・タイミングのどれかがかけてしまっている場合がほとんどです。

例えば、最近あったのは、

『たんぱく質が重要なので、たんぱく質を沢山食べるようになりました!
それに合わせて、炭水化物も少し減らしたんですよ!
でも、思うような結果が出なくて。。。』

というご相談です。

確かにこの方は、質としてたんぱく質を意識的に摂取して、それにともなって、炭水化物を減らしています。

ですが、体重は思うように減っていません。

食べているものの記録を見せてもらうと、朝、昼が軽いのに、夜が異常に食べる量が多かったのです。

理由を聞くと『全体量から見て、少ないと感じたので。。。』とのこと。

僕は、この方に、1日で摂取したいタンパク質量と1回の食事量が腹7分目であることを伝えただけです。

1日で摂取したいタンパク質量が摂取できていない時に、帳尻を合わせる為に1回の分量を増やしても良いという事は伝えていません。

また、この食事を食べた4時間後の夜中に同じ分量を食べられていました。

こちらも理由を聞くと『その前に有酸素運動をしたので。。。』とのこと。

こちらも「運動量が増えた日はそれにともなって、沢山たべてもいいですよ!」と指示をしたわけではありません。

すべてクライアントが特例を自分で作り、新たなルールを食事改善の基本ルールの中に加えてしまったのです。

この場合は、食事の量が基本ルールから外れてしまっていますよね?

こうなるとほとんど結果が出ません。

この話を読んで、『こんなことする人いるの?』と思われた読者さんもいらっしゃるかと思いますが、うまくいかない方の多くが例は違えど、このような状況に陥っています。

これは、ダイエット法が合っている、合っていない以前の問題で、正しく実践する方法を身につけないといけないですね。

ダイエット法を正しく実践する為に必要なこと

ここまでの記事を読んで、『今までやってきたダイエット法に自分流のアレンジを加えているな。。。』と感じた方は、要注意です。

これを何度も繰り返すと、断片的な知識がどんどん蓄積され、より自己流のアレンジをしやすくなり、教えられた通りに実践出来なくなってしまいます。

こうなると、どれだけ本人が努力していると思っても、思うように結果が出ない、負のスパイラルに入ってしまいます。

でも、多くの人が自分流にアレンジしているわけです。

なぜなら、ダイエットの失敗経験をした人がたくさんいるんですから。

これは、その人がストイックになれないから悪いわけでもなく、トレーナーなどの指導者が悪いわけでもありません。

その人自身がどんなタイプのクセを持った人で、どんな方法が合うかを知らないだけなのです。

つまり、『自分自身の事がよく分かっていない』状態なのです。

この状態では、どんなダイエット法を試しても、うまくいく確率は低いです。

ダイエット法はあくまで、ある人がうまくいった方法で、体重を落とす手段の1つでしかないからです。

それよりも大切な事は、自分がどんなタイプの人であるかを知ることです。

ストイックに頑張る自分が好きというタイプの人は、ストイックに頑張る方法を選べばいいと思います。

また、楽しみが少し無いと続けられないという方は、基本ルールから外れないで自分の楽しみが継続できる方法を選ぶのが良いと思います。

とにかく楽をしたいという方は、楽して痩せられる方法を見つけて、その方法を実践するのが良いでしょう。

そして、自分に合いそうなダイエット法が見つかったら、自分の今までの経験や考えを全て捨て、その方法を完全コピーして、実践することです。

その方法を1週間から10日試して、効果が出るなら、継続。

効果が出ないから、別の合いそうな方法を試す。

これの繰り返しで、徐々に自分に合う方法がより明確に分かり、理想のダイエット法を見つけることが出来ます。

自分一人で見つけるのは、難しいという方は、パーソナルトレーナーなど専門家についてもらい、自分に合う方法を一緒に探してもらうと良いと思います!

自分に合ったダイエット法を見つけて、引き締まった身体を夏までに手に入れましょう!

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この記事を書いた人

筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。
科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー。
これまでに手がけたクライアントは1,200名以上。196名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。
パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。
メディア出演,お仕事依頼 → info@lifetime-athlete.co.jp

     
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