簡単に批評家になってはいけない理由とは?

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パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。

最近ニュースを見ていると、常識的に良くないことをしてしまった事が沢山報じられています。

学歴詐称、不倫、賭博などなど内容はそれぞれです。

その全てが許されることではないと僕も思うのですが、その一方で「ここまでしなくてもいいのに」と感じることもあります。

また、何かを決定する際にも『これはおかしい!』『もっとこうした方が良い!』と意見がネット上で言われることも多くなったように感じています。

日本だけでは無いと思いますが、数年前から『多くの人が批評家になってきている』と言われています。

それがここ最近エスカレートしてきているように感じてなりません。

僕もこのブログを通して、色々な事を書かせてもらっているのですが、自戒を込めて、この事について書かせてもらいたいと思います。

目次

評論とは?

評論とは

物事の価値・善悪・優劣などを批評し論じること。また、その文章。

のことを言うようです。

評論家は批評家とも言われるのは、こうした意味からです。

職業としての評論家は、ある事柄について、自分の専門知識で考察した「個人的見解」としての評論することが仕事です。

ですが、最近は職業としていなくても評論家が増えているように感じています。

なぜ、評論家が増えてしまったのか?

これは、個人的な見解ですが、ネットの発達による影響が大きいと考えています。

SNSの発達やレビューサイトの増加が主な要因だと思います。

様々な感想を書く、レビューサイトでは、一人一人が評論家になります。

また、FacebookやtwitterなどのSNSも一人ひとりのメディアなため、様々な情報に自分の意見を付け加えてシェアすることが出来ます。

こうした流れから、自分のメディアを持つようになり、発言権が得られたように錯覚をしてしまうのです。

自分の発言にいいね!やシェアが付くと自分の考えが支持されていると心強くなり、発言がエスカレートする傾向にあるのも感じています。

なぜ、批評家になっていはいけないのか?

評論すること自体は悪いことではないのですが、評論ばかりしていることはあまり良いことではありません。

なぜなら、評論ばかりしている人は行動が伴っていないからです。

批評家は基本的にこんな特徴を持っていると言われています。

  • 自分は安全地帯にいて、リスクを伴った行動をしない
  • 他人をこきおろすことによって自尊心が満足する
  • できない理由を並べることにより安心する
  • 自分への自信のなさから批評家になる

まとめるとある事柄について、常に反対意見や消極的な意見、常識などを言うだけで、自分では何もしない人ということになります。

つまり、

  • 批評家=安全地帯で行動していない人
  • 批評される人=リスクを冒して行動している人

ということです。

どんどん行動が出来なくなる。。。

更に、あらゆる事柄に批評家になることが当たり前になってしまうと自分自身の行動にも常に反対意見や消極的な意見、常識などで判断をするようになり、行動ができなくなります。

『これをしたら、みんななんて言うだろう?』
『普通こんなことはしないよな?』

など行動を起こす前のブレーキが増えてしまい、結局行動を起こすことが出来なくなってしまうのです。

批評家をやめるには?

では、評論ばかりしないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?

まずは、『批評を辞める』と決めることです。

そして、常に前向きで、ポジティブな発言を心がけることです。

更に、自分が体験していないことは、経験してからものを言うクセをつけることです。

そうすることで、すぐに批評するクセを治すことが出来ます。

自分の意見をすぐに言える世の中になってきていますが、発言する際は一呼吸置いて、『批評になっていないか?』と自分に自問してから発言することを心がけたいですね!

僕自身も出来ていない部分も多いので、自戒を込めて、書かせていただきました。

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この記事を書いた人

筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。
科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー。
これまでに手がけたクライアントは1,200名以上。196名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。
パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。
メディア出演,お仕事依頼 → info@lifetime-athlete.co.jp

     
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