東京でパーソナルトレーナーをしている安藤ひろゆきです。
先日、マスターストレッチの創始者ピノ・カルヴォーネ氏が4年ぶりに来日されて、セミナーに参加してきました。
時間の都合で1コマしか受講できなかったのですが、非常に学びの多い時間でした。
ピノさんのプライベートレッスンの組み立て方をいくつかのクライアントパターンを例にご説明頂くという内容で事前に聞いていたのですが、実際はマスターストレッチやボディキーのコンセプトについてお話をしてくださいました。
マスターストレッチとボディキーはこんな感じのものです。
まず、始めにピノさんがお話してくださったのは、『Philosophy(哲学)』について。
どういう哲学に基づいて、マスターストレッチやボディキーができているか、そして、エクササイズが成り立っているかをお話いただきました。
これは、トレーナーがトレーニングを提供する際のコンセプトにも通ずうものがあるなと感じました。
まずは、自分たちが提供したいもの、相手に求められていることをどういう哲学に基づいているかを相手にもしっかりと伝える必要性を感じました。
そして、次にある参加者を呼び、立たせたままで身体をじっくりと観察しました。
そして、身体のどの部分が解剖学的に見て、違和感があるかをそっと見ている参加者に伝えてくれました。
Gray Cookも『病院で診察せずに薬をもらう人はいないのに、トレーニングに関しては動きの適切な評価なしにトレーニングを始める人が多い。』と言っていますし、多くのトレーナーが大切にしているEvaluation、Assessmentなどと呼ばれる『評価』を最初にしっかりとされている印象でした。
そして、そうした評価をしたからと言って、実際エクササイズを行うときには、これらの評価を一旦忘れて、クライアントに集中されていました。
評価して、足りていない部分を決められた基準に戻すのではなく、そのクライアントが持っているものを限界まで引き上げることに集中する。
そのために評価が必要なのだと感じました。
実際にボディキーを使って、キューイングなどをみせてくださいました。
今回、ピノさんのお話を聞いて、何かを作り上げる人は、哲学を大切にし、評価基準を作っているのに、それに囚われない柔軟性を持ち合わせていると改めて感じることが出来ました。
自分の提供させてもらっているトレーニングを再度見直すキッカケをいただく、学びの多い時間でした。
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