パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
フリーランスパーソナルトレーナー向けビジネス塾に参加してくださっているトレーナーさんからこんな質問を頂きました。
『提供しているトレーニングは、自分でいうのもなんですが、良いものだと思っています。お客さまからの反応もイイですし、結果も出ています。それなのに新規の顧客がなかなか集まらず、困っています。』
これ、集客に困っているトレーナーさんの多くから聞こえてくる声です。
パーソナルトレーナーは、職人気質の人が多いので、自分の技術の向上に余念がありません。
技術を向上しているのに、なかなかそれがクライアントに伝わらないという事が起きているようです。
今日は、良いものだから売れる時代ではないからやるべきことをお話したいと思います!
良い物も知ってもらえなければ、その価値はゼロ
今回の質問を頂いた際に、僕がお伝えしたことは、『良い物も知ってもらえなければ、その価値はゼロ』ということです。
仮にこのトレーナーさんが最高に良いトレーニングを提供していたとしても、それを知ってもらうことをしなければ、その価値はゼロです。
なぜなら、『価値は他人が決めるもの』だからです。
自分が売る側になるとモノの価値は自分で決めているように錯覚してしまいますが、価値を決めるのは自分以外の他人です。
多くの人に価値があると認められたものは、価値があるのです。
なぜ、そんな話をしたのか?
僕がなぜ、このトレーナーさんに『良い物も知ってもらえなければ、その価値はゼロ』ということをお伝えしたかというと、HPには、提供しているトレーニングの良さが上手く表現できていなかったからです。
ハッキリ言うと、『普通』
他のパーソナルトレーナーさんとの違いが全くわからなかったのです。
オマケに1日に自分のHPをどのくらいの人が見に来てくれているかを知らなかったのです。
これでは、相手に自分の事を知ってもらうことができているとはいえません。
そう感じたので、先程のような話をさせてもらいました。
良いものだから売れる時代ではない
現代は情報で溢れかえっています。
それによって、良いものを作っていれば、売れる時代ではなくなってしまいました。
良い物を作っても、それを相手に知らせるところまでしなければ、売れない時代になったのです。
何かを知りたいと思えば、検索をすればある程度の事が分かります。
パーソナルトレーナーを探している
パーソナルトレーニングを受けてみたい
と思えば、『パーソナルトレーナー 地名』と検索をかけるのではないでしょうか?
インターネットが普及していない時代には、このようなことは起こりませんでしたが、今は、誰もが手軽に検索をかける時代になりました。
そうなった以上、時代に合わせて売り方を変化させていかなければなりません。
良いものだから売れる時代ではないからやるべきこと
良いものを作っただけでは売れる時代ではなくなりました。
その時代にやるべきことは、
トレーニングを必要としている人に自分の商品の事を知ってもらう努力
です。
商品を作る技術とモノを売る技術は違います。
商品の力にだけ頼っていてはダメなのです。
自分の商品を事を知ってもらう努力をしないといけません。
良くないものを売るということではありません
モノを売る技術と書くと、良くない商品を売りつけるみたいなイメージをする方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうことではありません。
モノを売るには、ちゃんとした手順やプロセスがあるのです。
それを無視して、一生懸命売ろうとしても、モノは売れません。
パーソナルトレーニングを受けてもらいたいと思っているなら、
- 自分がどんな人にトレーニングを届けたいのか?
- 自分のトレーニングを受けるとどのような良い点があるのか?
ポイントはこの2つではありませんが、このようなポイントをしっかりと言葉にして表現する必要があるのです。
そして、その言葉を届けたい人にしっかりと届ける努力をしないといけないのです。
その観点が今回頂いた質問に抜けていると感じたので、お伝えさせていただきました!
4月24日(日)にこんな講義を行います!
4月24日(日)のフリーランスパーソナルトレーナー向けビジネス塾では、このような内容のお話をさせていただく予定です。
自分のパーソナルトレーニングを届ける方法はもちろん、常に新しい人が自分の事を知ってもらうための方法も「長時間働かなくても、お客様が増え、売り上げアップする7つのステップ」のなかでお話をさせていただきます。
「長時間働かなくても、お客様が増え、売り上げアップさせたい!」と本気で思われているトレーナーさんと一緒に学びを深めていきたいと考えています。
もし、ご興味のある方は、僕に直接メッセージを頂ければと思います。(Eメール、Facebook、twitter、LINEなんでもOKです)
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