パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
今日の午後は、個人コンサルティングを複数人にさせていただきました。
今日、コンサルティングをさせていただいたフリーランスのパーソナルトレーナーさんの多くの悩みが
『集客』
でした。
集客については、前にBlogでお話しましたので、こちらの記事をご覧ください。
≫新規クライアントを集客できなくて困っています。。。と相談する前に考えてほしいこと
集客に苦戦している話をお聞きしていて、多くのトレーナーさん「ジムの場所がわかりにくくて。。。」とか「ジムが駅から遠くて。。。」などジムの立地や条件が原因で集客がうまくいかないと考えられているようでした。
ですが、コンサルティングを進めていく中で、集客できないのは、ジムの立地が悪いからではないということに気が付かれていきます。
最終的に『ジムの立地は関係ないですね』と皆さんがおっしゃっていました。
今日は、集客できないのは、ジムの立地は関係ないってをことをお話させていただきます!
立地という条件がいらないわけではない。
こんな話をすると、『駅から遠い物件でもジム経営出来るんだ!』と勘違いをされる方もいらっしゃるかもしれませんで、立地が集客には関係ないってことではありません。
関係ない人もいるし、関係する人もいるということです。
『えっ!?』って思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、全てのトレーニングジムが駅から近ければ繁盛するわけではありません。
駅から近いという条件が良い!って思うクライアントが自分のジムに来て欲しいお客さまから、そうした立地を選ぶべきです。
ですが、もし、車を所有していて、駅に近いことよりもジムの近くにコインパーキングがあることの方が重要な方なら、駅に近いことはあまりメリットになりませんし、駅から遠いこともデメリットにはなりません。
どちらの特性を持った顧客を獲得したいかによって、相手が求める条件は変わってくるのです。
ほとんどの場合、クライアントの顔が想像出来ていない。。。
立地などの条件が悪いからを理由にする前に、どんなクライアントにジムにトレーニングに来ていただきたいかが明確になっていないことが、集客が上手くいっていない原因です。
本日もトレーナーさんに『どんなクライアントに来て欲しいですか?』と質問するといくつもの回答が出てきました。
例えば、
- ダイエットをしたい女性(30代後半から40代)
- 膝や腰に問題を抱えている高齢者
- 定年退職をして、より健康を意識し始めたご夫婦
などの回答が1人のトレーナーさんから出てきます。
これを1つのHPに盛り込むのは、客観的に見て無理があると思うのですが、集客をなんとかしたいという気持ちから、これら全ての人にアプローチ出来るHPを作ってしまうのです。
そうなると、どのクライアントにも魅力的に見えないHPが出来てしまい、結局集客がうまくいかないということを招いてしまいます。
小学生から80歳までに無理がある。。。
小学生の運動指導から、80歳の健康指導までが出来ます!と書かれても、何がメインなのかさっぱりわかりませんよね?
というか、そんな事が可能な施設なのか?と逆に疑問に思ってしまいますよね?
もちろん、それだけ幅広いニーズに対応出来るトレーナーさんがいらっしゃることも事実です。
ですが、トレーナーを選ぶ顧客側はそういう風には、見てくれないのが現実です。
対象は絞りましょう!
多くの人に来てもらいたいという気持ちは分かりますが、どんなクライアントにジムにトレーニングに来てもらいたいかを、具体的に考える必要があります。
よく想定顧客を絞り込んだ方が良いという話がありますが、要するにそういうことです。
簡単に言うと、「新しくジムにいらっしゃるクライアントの顔がハッキリと想像できますか?」ということです。
文字で、年代はこのくらいの女性で、ランニングをしていて、、、くらいでは全然絞り込めていません!
先ほども書いたように、そのクライアントの顔がハッキリと想像できるくらい細かく設定したいです。
- 名前
- 年齢
- 職業、職場
- 年収
- 独身か既婚か
- 居住地
- 趣味
- 普段の生活
などなど挙げだしたら、キリがありませんが、このくらい細かく想定することが必要です。
そうすることで、このクライアントがどんな悩みを解消したいとジムに来るのかがわかってきます。
このクライアントが手に入れたい事をHPやBlogで発信するようにしなければならないのです。
立地で集まらないのなら、想定している顧客の設定を変えるべきかも
最初にお話したように、もし駅に近い方が良いという理由で、集客に苦戦しているなら、想定している顧客は、電車でジムに通ってくる方で、駅から歩くことをあまり良く思わないということになります。
そのような顧客像を想像しているのなら、駅に近いジムにすべきでしょう。
ですが、自分のパーソナルトレーニングの価値を知ってもらい、『このジムでトレーニングをしたい!』と思う価値が提供できているなら、立地はさほど問題にはなりません。
提供する価値に対価を払い、時間とお金を使ってくださるクライアントに最高のトレーニングを提供することを再度考えて、想定する顧客像を設定し直すことが必要になります。
集客がうまくいかないのは、立地が悪いからではありません!
集客がうまくいかないのは、立地が悪いからではなく、ジムにいらっしゃるクライアントの顔が想像できていないからです。
それによって、相手に伝えたいメッセージが不明確になり、結果集客がうまくいかないのです。
明日18:00〜開催のフリーランスパーソナルトレーナー向けビジネス塾では、そうした『顧客像の設定』についてお話をさせていただきます。
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