東京でパーソナルトレーナーをしている安藤ひろゆきです。
会社員のトレーナーから独立をして丸7年が経過して、色々なことを振り返りました。
前回は独立して最初の危機の中での気づきをシェアさせていただきました。
≫会社員トレーナーから独立して7年間で学んだこと①
独立を楽観視していた時から、危機的状況を迎え、覚悟が決まった後にドンドンと行動をするようになりました。
その効果もあってか、トレーニングのお問い合わせを沢山頂くことが出来て、収入も安定して行きました。
ある程度、クライアントが獲得出来たのは、良かったのですが、1つ問題をクリアすると次の問題が起こるのが人生ですね。
今日はビジネスが軌道に載ってから学んだことをシェアさせていただきます!
仕事が軌道に乗って起こったこと
TOTAL Workoutでの約7年のキャリアを終えて、2009年の8月に独立した時は、顧客数がゼロでした。
というのも、僕のパーソナルトレーナー人生はTOTAL Workoutで始まり、7年もの間育ててもらった恩があると思っていたからです。
そのため、前回お話したような危機的状況になったわけですが、そこからBlogを中心としたネット集客でクライアントを獲得していたのが、当時のパーソナルトレーナー業界には珍しかったようで、取材をいろいろしていただいたり、僕のことを知ってもらえる機会が増えました。
そのおかげで、色々な仕事のお問い合わせがもらえるようになりました、
これだけ聞くと『順調じゃん!』って思われる読者さんもいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。
というのも、お問い合わせはその名の通り、問い合わせで実際に仕事を頂けるわけではありません。
お問い合わせ多くは、メールのやり取りだけでは決まるものはあまりなく、打ち合わせを何度も重ねたりして、ようやく仕事として受注することが出来るものがほとんどです。
打ち合わせだけでお仕事の受注が出来なかったことはスゴくたくさんありました。
仕事を受注できない原因はビジネス力が無かったから。。。
こうした事が起こると、たいていの場合、
『商品の魅力が分かっていない!』
『タイミングが良くなった。。。』
など原因を自分以外のところに求めてしまいがちです。
失敗した時に僕もその気持ちが無かったかといったら、ありました。
でも、それよりも大きく感じていたのは、
『自分のビジネス力が足りない。。。』
ということでした。
パーソナルトレーナーという専門職としてではなく、1人のビジネスマンとして力不足だったことを痛感しました。
TOTAL Workoutで外部の会社とやり取りをしたことが無いわけではありません。
ただ、会社という看板に守られて仕事をするのと看板が外れて1人で仕事をすることは大きな違いがあるということなのです。
大きな看板がなくてもビジネスをしていくには、ビジネスマンとしての力を上げることが必要だなって感じたのです。
これがパーソナルトレーナーとしての専門分野だけでなく、ビジネスのセミナーにも参加するようになったきっかけの1つです。
ビジネスの勉強をしなさいってことではありません!
こういう話をすると『ビジネスセミナーに行った方が良いんですね!』みたいな話になってしまうのですが、僕がお伝えしたいことはそういうことではありません。
失敗をした時に、その原因が自分のどこにあるか特定することです。
原因を自分以外のところに求めるではなく、自分自身のどこにあるかを考えることが重要です。
それが分かったら、改善するために必要だと感じたものを学び、できるだけ早く改善したものをアウトプットする。
これが大切です!
いわゆるPDCAサイクルって言うやつですね!
このサイクルをいかに早く回すかが重要なのです。
そのための第1歩は、常に自分にあると考える思考プロセスです。
他人や時代は変えることが出来ません。
変化をさせることが出来るのは、自分と未来だけです。
沢山の失敗でこの事に気づき、失敗は自分の未熟な所を知るものだとポジティブに捉えることが出来るようなりました。
こうなったら、失敗を恐れずドンドンと行動できるようになりました。
『死ぬこと以外はかすり傷』って思える原点は、独立直後の沢山の失敗の中で学んだことでした。
それに独立したら、誰かが守ってくれるわけではありません。
自分が失敗で落ち込んでいる間、行動をしなければビジネスは停滞してしまいますからね。
考えすぎて、行動出来ないって人は、
『どうせ始めは失敗するんだから、とりあえずすぐやろう!』
って思って、すぐに行動に移してください!
その失敗をもとに改善を繰り返せば、絶対に成功しますから。
≫会社員トレーナーから独立して7年間で学んだこと③
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