パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき（@PThiroando）です。
女性がパーソナルトレーニングをされる多い目的の一つ
『美脚』
脚を美したいと思っている女性は多く、『引き締まった身体を手に入れること』『美容』と並んで女性の永遠のテーマなのではないかと個人的には思っています。
美脚になりたいと言う女性の多くが食事を制限するダイエットを行って、体重や体脂肪が減れば美脚になれると思っています。
これ、ほぼ90％以上失敗します。
いま流行りの糖質制限ダイエットでも無理です！
なぜなら、脚を美しするのに大切なのは、食事ではなく運動（エクササイズ）が重要だからです！
今日は、美脚になりたいなら、糖質制限より運動（エクササイズ）が重要な理由をお話したいと思います！
美脚になりたい人の多くはこんな状態です
美脚になりたいと思っている方で、体重や体脂肪が極端に多いという人は少ないんです。
多く方が、
『ダイエットをして、ほぼ目標の体重、体脂肪率まで減量したけど、下半身のラインにまだ満足できない。。。』
という人がほとんどです。
さらに言うと
『上半身は痩せているのに、下半身が全然痩せない。。。』
という悩みをお持ちの方が多いです。
ここで糖質制限ダイエットなんかしたら、悲劇です。。。
上半身がもっと痩せて、下半身はあまり痩せず、上半身と下半身の差がもっと出てより下半身がむちっとしたのが気になる。。。なんてことになりかねません。
なぜ、上半身ばかり痩せてしまうのか？
ダイエットをしていても下半身は痩せないという方は多くいらっしゃるわけです。
そもそもそうした現象は、なぜ起きるのでしょうか？
実は、女性の多くが下半身が太りやすいには原因があります。
1つが、『脂肪細胞』です。
脂肪細胞には脂肪を貯蔵するものと放出するものという2つのレセプター（受容体）が存在します。
ほとんどの女性の下半身には、脂肪を貯蔵するレセプターが放出するレセプターより多く存在します。
ある研究によると6倍の数が存在するとも言われています。
脂肪を放出するレセプター１個に対して、貯蔵するレセプターが6個存在するのですから、いかに脂肪がつきやすいかがお分かりいただけると思います。
このように細胞レベルで見てみても、女性は下半身に脂肪が溜まりやすいのです。
ダイエットをした際に上半身が痩せやすいのは、上半身は下半身よりも貯蔵するレセプターが少ないのも一因だと考えられます。
脚が痩せない最も大きな理由は使い方が間違っているから
と細胞の話をしましたが、これはどの人も同じような条件です。
では、脚が痩せている人となかなか痩せない人の差は何なのでしょうか？
その差は、
「脚の使い方」
にあります。
脚が痩せないと悩まれている方のほとんどが本来の理想的な脚の使い方とは違った使い方をしています。
具体的には、ももの前の筋肉を必要以上に使ってしまっています。
それとは反対にももの裏やお尻の筋肉が使えていません。
更に足の関節もうまく動かず、固まっている方が少なくありません。
いわゆる「足首が硬い」と言われる状態です。
脚の使い方はダイエットでは改善できない。。。
このように脚の使い方が良くないために、脚が痩せないのです。
この使い方を改善しないで、どれだけ食事制限などのダイエットをしても下半身が目標まで痩せることはありません。
特に『ダイエットをして、ほぼ目標の体重、体脂肪率まで減量したけど、下半身のラインにまだ満足できない。。。』という人には、ダイエットよりエクササイズが必要です。
使いすぎているももの前の筋肉の緊張を取り、足首が元の動きを取り戻すことをします。
それと平行して、使えていないももの後ろやお尻の筋肉を鍛え、最後にそれらを合わせて、歩いたり、立ったりするときに正しく使いたい筋肉が働くように再教育していくのです。
それをすることで、食事を変えなくても脚がスッキリして、パンツのサイズがワンサイズ下がったというクライアントは沢山います。
糖質制限ダイエットなど食事を改善しても脚が痩せない。。。という方は、問題は栄養面ではなく、身体の使い方にあるかもしれません。
その場合は、運動（エクササイズ）を取り入れないと美脚にはなれないです。
下半身の筋肉が正しく使えているかわからないという方は、1度パーソナルトレーナーなどの専門家に相談することをオススメします！
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