パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
『脂肪を効率良く燃やしたい!』とダイエットや減量中には思うものです。
そんな事を思った時に、脂肪燃焼をサポートしてくれるサプリメントを手にとったことがあるという人もいらっしゃるのではないでしょうか?
成分としては、L-カル二チンやカプサイシン、α-リポ酸などが有名ですよね。
トクホにもなっているカテキンにも脂肪燃焼効果があると言われています。
これらの成分に脂肪燃焼効果があることは間違いありません。
ですが、これらを飲んでいるだけでは脂肪は思った以上に燃えてくれません。
今日は、脂肪燃焼サプリを飲むだけでは、脂肪が燃えない理由をお話したいと思います!
それぞれの成分について
脂肪燃焼サプリを飲むだけでは、脂肪が燃えない理由をお話する前に脂肪燃焼サプリの成分についてお話したいと思います。
今回は先ほどご紹介したL-カル二チン、カプサイシン、α-リポ酸、カテキンについてご説明します。
L-カル二チン
脂肪を燃焼する際に必要なリパーゼという酵素を作ります。
血中の遊離脂肪酸を効率よく運ぶ働きをする。
カプサイシン
中枢神経に刺激を与え、アドレナリンの分泌を促進させることで、糖代謝、脂肪代謝の効率をアップさせます。
α-リポ酸
糖を効率よくエネルギーに変換する働きを持った成分。
代謝効率をアップさせることで、脂肪燃焼を助けます。
カテキン
肝臓でおこなわれる脂質代謝が活性化することで、エネルギー消費が増加します。
というのが、一般的に言われている効果です。
他にも脂肪燃焼の成分はあるのですが、今回は割愛します。
これだけ見ると脂肪が燃えそうな気がしますよね?
上で説明した成分の説明だけを見ると脂肪がいかにも燃えそうな気がしますよね?
そう、冒頭のイメージ写真の様に体中が燃えるようなイメージが湧いてきます。
ですが、これはあくまでもイメージで、脂肪燃焼系のサプリメントを飲むだけではほとんどこのような効果は期待できません。
なぜなら、サプリメントは脂肪を燃えやすい状態にしてくれるだけで、実際に燃やしてくれるわけではないからです。
脂肪を燃やすにはエネルギーを使う必要がある
脂肪燃焼系のサプリメントの成分によって、
- 脂肪を燃焼しやすくする酵素を作る
- 脂肪を燃焼しやすい形にする
- 糖代謝、脂肪代謝の効率をアップする
ことが出来たしても、1日の活動量がいつもと同じなら、燃焼する脂肪にほとんど変化はありません。
出るエネルギー量が同じだからです。
出るエネルギーが同じなのに、サプリメントを飲むだけで消費エネルギーが増えるとしたら、そのエネルギーはどこで使われているのでしょうか?
もちろん、サプリメントを飲まない時より多少エネルギー消費や脂肪燃焼が促進されるかもしれません。
ですが、何度も言うように本来サプリメントを飲むときに期待している効果を得ることは出来ません。
脂肪燃焼を促進したいなら、脂肪を燃焼しやすくした後に、エネルギーを使うことをしなくてはならないのです。
運動をすることで、脂肪燃焼サプリメントは効果を発揮する!
ここまでお話したら、脂肪燃焼サプリメントを飲んだら、何をしないといけないかお分かりですよね?
そう、
運動
です!
脂肪燃焼サプリメントを飲んで、脂肪燃焼しやすい状態を作ったら、消費エネルギーを増やすために運動が必要です。
運動をプラスすることで、脂肪燃焼サプリメントの効果が発揮されます!
脂肪燃焼をさせる運動と聞くと『ランニング』を想像される方も多いかも知れませんが、ウォーキングでも十分に効果はあります。
ランニングよりは強度が弱いので、時間を長めに行ってもらうのが条件ですが。
まとめ
脂肪燃焼サプリメントは、脂肪燃焼をしやすい状態をつくるもので、脂肪燃焼をしてくれるものではない。
脂肪燃焼をさせるためには、通常よりエネルギー消費を増やす必要がある。
そのためには、エネルギー消費を増やす活動(運動等)が必要です。
サプリでラクして脂肪燃焼することは出来ませんが、効率よく脂肪燃焼させることは出来ます!
飲んでる脂肪燃焼サプリ代が無駄にならないように、運動をプラスしましょう!
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