パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
毎月第4金曜日の朝に開催されているデジタルトレーナー勉強会の忘年会に参加してきました!
デジタルの話だけでなく、トレーナー業界の話も色々と出たのですが、今回1番盛り上がったのは、
「自分の商品やサービスを販売する際に気をつけるべきこと」
です。
パーソルトレーニングという形の無い商品を販売する際にどのような事に気をつけたら良いのか?
そんな話で盛り上がりました!
結論を端的にまとめると、
「購入してくれる側の気持ちを忘れない」
ってことになるのですが、これが意外と難しいんです。。。
今日は、自分の商品やサービスを販売する際に気をつけるべきことについてお話したいと思います!
自分の商品やサービスを販売する際に気をつけるべきこと
アナログであれ、デジタルであれ、パーソルトレーニングという形の無い商品を販売する際に気をつけないといけないことは共通しています。
それは、
「購入してくれる側の気持ちを忘れない」
ってことです。
『え、そんなの当たり前じゃん!』って思ったあなたは、ここから先は読まなくてもいいかもしれません。
ただ、これ、出来ているようで意外と出来ていないんです。。。
例えば、あなたのホームページやブログにあなたの経歴などの情報、トレーニングメソッドが詳細に書かれているページしか無いのなら、「購入してくれる側の気持ち」は分かっていない可能性が高いです。
というのも、パーソルトレーニングを受けてくださる方は、あなたの経歴やトレーニングメソッドにはあまり興味がありません。
それよりも購入者が興味があるのは、
「このサービスが自分にとって、どんな効果や成果をもたらしてくれるか?」
ということです。
もちろん、全ての購入者がこの考えでは無いのですが、多くの人に当てはまることは間違いありません。
そう考えると、自分の商品やサービスを販売する際に気をつけるべきことは、
購入者がどんな事に興味を持ち、どんな効果や成果を手に入れたいか?
ということを考えるということです。
これは、自分が購入者側だとよく分かるのですが、自分が販売をする立場になると多くの人が忘れてしまう観点なのです。
まずは購入者が欲しい情報を提供する
このように考えると大切なことは、あなたが伝えたいことをあなたの伝えやすい形で伝えるのではなく、
相手が欲しい情報を相手が知りたい形で伝える
ということが重要なのです。
MacのパソコンがWindowsパソコンよりもスペックでは劣っていたり、価格が高かったりするのに売れる理由はここにあります。
購入者はパソコンを買っているのですが、本当に手に入れたいものはMacを使って手に入れることが出来る様々な効果なのです。
それなのに「◯◯の性能が前回のモデルよりも150%アップしています!」って、購入を検討している人に説明してしまい、結果的に購入してもらうことが出来ないという現象が起こるのです。
まずは、相手の考えていること、相手が欲しいと思っている情報を、相手が理解しやすい形で提供する。
これに重点を置いてください!
世界一おいしい蕎麦屋さんの話
こんな話をすると
『それは分かっているけど、相手に伝えるのが苦手なんですよ。。。』
なんてことを言われるトレーナーさんがいらっしゃいます。
そういう方にハッキリとお話しているのは、
「情報発信も仕事です!」
ってことです。
これは僕がビジネス塾やセミナーで何度もお話している話ですが、仮にあなたが世界一美味しい蕎麦を打つことが出来る職人だったとします。
でも、その蕎麦を宣伝するのは苦手。
そうなると、作った蕎麦を『美味しい!』って食べてくれる人は現れません。
この状態が続けば、いくら世界一美味しい蕎麦を打てたとしても、その蕎麦屋さんは潰れます。
蕎麦打ちの技術も大切ですが、この場合、やらなければならないことは、
この蕎麦の存在を多くの人に知ってもらうこと
です。
そう考えれば、このような状況であれば、最も優先順位の高い仕事は、存在を多くの人に知ってもらうことですよね?
これを聞くとごくごく当たり前のことで、誰でも『そりゃそうだ!』って思うのですが、全く同じ現象がパーソナルトレーナーの世界でも起こっているのです。
あなたのこだわりが必要ないわけではありません!
「購入してくれる人の気持ち」を考えるの意味が何となく、分かって頂けれましたか?
僕もこんな風に初めから考えられたわけではありません。
僕が勝手に師匠と思っている人達から様々なことを学び、このように考えられるようになり、それによって成果を得ることが出来たので、今はこのように考えることが出来るようになっただけです。
その前は、
「トレーナーとして、まだまだ未熟だから、とにかく自分のスキルを上げなきゃ!」
って思っていて、そういうセミナーに沢山参加していました。
ですが、師匠の皆さんから
- 求められることで1番になりなさい
- 価値は他人が決めるもの
- 価値は求められる数で決まる
という言葉を教えてもらい、自分の仕事のクオリティも大切だけど、それよりも多くの人に必要とされるモノを提供しないといけないんだ!と思えるようになりました。
この話をすると、
『仕事のクオリティとかこだわりはいらないのですか?』
って質問を頂くのですが、そういうことではありません。
あなたの仕事のクオリティが高いこと、こだわりがあることは大切なことです!
ですが、そのクオリティの高さ、こだわりを持つ前にやるべき事、忘れてはいけないことがあるということなのです。
先ほどの世界一美味しい蕎麦屋さんの話と同じように、あなたのパーソルトレーニングを受けてくれる人がいなければ、あなたは廃業することになってしまいます。
仕事のクオリティとかこだわりを持ち、それを追求していくのは、あなたのことを必要としてくれる人がいるというのが前提です。
独りよがりな価値の提供ではなく、あなたの力が必要だと思っている人にあなたの価値が届くように情報や価値を提供したいですよね。
そのために、購入してくれる側の気持ちを忘れないで相手が欲しい情報をまずは届けることを意識してみてください!
それには、まずあなたの商品サービスを客観的に見て、
自分がコレ欲しい!
って思えるかどうかです。
自分がいらないと思う商品やサービスは、他の人も必要とは思わないはずなので。
僕自身も販売する側になると忘れがちになりますが、立場が変わっても、客観的に自分のサービスや商品を見る目を常に持っていたいですね!
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