減量したいなら、ヨーグルトでたんぱく質補給はNGです!

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パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。

パーソナルトレーニングのセッションで運動指導をさせて戴くだけでなく、食事のアドバイスをさせて頂くことが非常に多いです。

その際に、色々な人の様々な趣味趣向を見させてもらうことが出来ています。

その中で、朝にヨーグルトってめちゃくちゃ多いんですよね。

『腸のために食べてます!』
『ヨーグルトってたんぱく質ですよね?』

などと言われるので、腸内環境を整えたり、たんぱく質補給の為に食べられている方が多いようです。

もし、減量している、腸内環境の為に食べているのなら、今すぐ食べるのをやめてください。

今回はヨーグルトについてお話したいと思います!

目次

ヨーグルトは嗜好品です!

食べ物を栄養素でみるとすると、

  • 炭水化物
  • たんぱく質
  • 脂質

の3つのどれに当てはまるか分類するですが、ヨーグルトはどこに分類されるのでしょうか?

先ほどもお話したように『たんぱく質』と思われている方も多いようです。

ヨーグルトの中には良質なたんぱく質が含まれていることは間違いありません。

ですが、ヨーグルトの成分表示を見てみると

炭水化物が1番多いですよね?

ちなみに無脂肪ヨーグルトはこんな感じです。


ここからも分かるように炭水化物が結構入っているってことです。

なので、成分的に考えるとたんぱく質も取れるけど、同じくらいかそれ以上炭水化物が取れるもという見方になります。

僕の中では炭水化物みたいな感覚で考えていますが、クライアントに説明をする際は、ヨーグルトは嗜好品ですとお伝えしています。

嗜好品なので、あえて食べる必要は無いものという感じですね。

減量中やダイエット中の方は、たんぱく質と同量以上の炭水化物を摂取してしまうので、ヨーグルトを食べる事をオススメしていません。

腸内環境を整えるために必要でしょ?

栄養成分的には、たんぱく質が豊富に取れる食材ではなく、あくまでも嗜好品という考え方でした。

この話をすると、半分くらいの方が、『腸内環境を整えるためにヨーグルトは必要でしょ?』って言われます。

ハッキリ言って、ヨーグルトでは腸内環境は整いません。

『◯◯菌が腸まで届く!』みたいなイメージで食べていらっしゃる方も多いですが、◯◯菌はほとんど胃酸で死んでますから。

腸に届くことはほとんどありません。

仮に腸に届いたとしても、元々その人が持っている腸内細菌と仲良く出来るかは不明です。

ほとんどの場合、元々いる腸内細菌とは合わず、死滅しちゃうので、腸内環境は良くなりません。

もし、腸内環境が良くなっているとしたら、◯◯菌の働きではなく、乳糖を摂取するなど別の要因で腸内環境が整った可能性が高いです。

一生懸命ヨーグルトを腸の為に食べていらっしゃったら、ごめんなさい。

という理由で、ヨーグルトを必ず食べないといけない理由はありません。

こうした観点からも先ほどお話したように、ヨーグルトは嗜好品なのです

普段食べるのは問題ありません。

こんな話をするとヨーグルトは食べないほうが良いと勘違いをされる方も多いのですが、そういうことではありません。

あくまでも減量やダイエットをしている方にはオススメしないということです。

普段の食事にヨーグルトを取り入れるのは問題ありません。

気をつけて欲しいのは、プレーンの状態で先ほどご紹介した栄養成分であるということです。

プレーンのヨーグルトに、フルーツを加える、砂糖を加えるとやっていくと、ドンドン糖質の量が増えていきます。

そうなると、たんぱく質と言うよりは、糖質って考えた方が良いと思います。

今回の話は、あくまでも減量やダイエットしたいなら、ヨーグルトでたんぱく質補給はNGです!というお話です。

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この記事を書いた人

筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。
科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー。
これまでに手がけたクライアントは1,200名以上。196名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。
パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。
メディア出演,お仕事依頼 → info@lifetime-athlete.co.jp

     
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