パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
ダイエットをする人の多くが、『◯◯kg体重を落としたい!』という目標を持っています。
体重は1番分かりやすい指標ですが、体重が落ちているからといって、キレイに痩せられるとは限りません。
大切なのは、落ちている体重の中身です!
落ちている体重が筋肉なのか?それとも脂肪なのか?
どちらが落ちているかで、同じ体重が落ちても見た目はかなり違ってきてしまいます。
今日は、ダイエットで体重を落とす際に気をつけたい点をお話したいと思います!
体重を落とすことが重要ではありません!
先程もお話したようにダイエットをする目的は体重を落とすことではない場合が多いです。
多くの場合、体重を落とすことは指標の1つであり、落とさなければ目標達成できないわけではありません。
もし、あなたが引き締まった身体が欲しい!と思っているなら、体重よりも大切なのは、体脂肪率です!
体脂肪率を下げようと思ったら、ある程度、体重はあったほうが良いです。
なぜなら、体脂肪率は以下の式で計算されるからです。
この式を見て頂ければ分かるように、ある程度の体重があったほうが体脂肪率が下がることが分かります。
体重の中身には、骨や内臓、筋肉など色々なモノが含まれます。
骨をいきなり太くして、重くすることはなかなか出来ないので、ある程度コントロール出来るものは、
筋肉と体脂肪
になります。
このため、体重を落とす時は、このどちらかが落ちている場合がほとんどです。
炭水化物を控えると体重が落ちる理由はこちらの記事をご覧ください!
落ちた体重の中身が筋肉なのか?脂肪なのか?
体重が落ちる時は、筋肉か体脂肪のどちらかが落ちているのですが、あまり食事を摂らないダイエットや野菜ばかりたべているダイエットなどでは、筋肉が落ちている場合が多いです。
こうなると、体重は落ちるのですが、体脂肪量は変わっていないので、結果的に体脂肪率は増えてしまいます。
仮に55kgで体脂肪率25%の人がいたとします。
先程の式に当てはめると、体脂肪量は13.75kgになります。
この人が体重を3kg落として、それが全て筋肉だったとすると、体重は52kgになりますが、体脂肪率は26.4%になり、1.4%体脂肪率が上がった事になります。
こうなると、体重は落ちているのに、見た目がポチャッとして、締まったように見えないという現象が起こってしまうのです。
こんな事はありえないのですが、落ちた3kgの体重が全て脂肪だったとすると、体重は同じ52kgですが、体脂肪率は20.7%になり、4.3%体脂肪率が下がった事になります。
ありえないというのは、体重が落ちると多少筋肉も落ちてしまうからです。
同じ3kgでも落とす内容が筋肉なのか、脂肪なのかによって、身体の見た目は全く違ってきます。
それを知るためにも体脂肪量を測定できる体重計を購入しましょう!
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できるだけ脂肪だけを落とすために必要なこと
できれば、筋肉を落とさず、脂肪だけを落としたいですよね?
先程もお話したように筋肉を全く落とさず、脂肪だけを落とせたらいいんですが、現実それは難しいです。
ですが、できるだけ筋肉を落とさず、脂肪だけを落とすためには、食事の改善と運動が必要です!
食事を改善するだけだと筋肉も落ちてしまう可能性が高いです。
そのため、運動をプラスすることによって、筋肉量を維持しながら、脂肪を落としていくことをしていきたいです。
具体的には、食事の改善であれば、たんぱく質の摂取量を増やす。
運動であれば、筋トレをする。
という事が必要になる場合がほとんどです。
もちろん、その人の体質によっても方法は変わりますが、多くの人が食事と運動を上記のように変えることで身体を引き締めることが出来ます。
体重の数値だけを見るのではなく、落ちた体重の中身をしっかりとチェックすることが重要です!
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