パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
運動が身体に与える良い影響は色々とあるのですが、つい先日、運動が脳に良いという記事を見つけました。
それがこちら。
この記事で紹介されている記事では、週2回のウェイトトレーニングが脳に良い効果をもたらすと結論づけています。
今日は、こちらの記事を参考にウエイトトレーニングが脳に与える影響についてお話したいと思います!
今回の実験内容はこちら
今回、紹介されている実験はこちらです。
高齢者の認知機能低下と認知症の発症を防ぐ目的として行われ、55歳から86歳までの100人にトレーニングメニューを課して脳にどのような効果がもたらされたかを、検査やMRI画像で調べるというものでした。
ここからも分かるように対象は高齢者、そして認知症予防のための実験結果です。
その実験結果として、
トレーニングを6カ月間続けた対象者たちは、認知機能が向上しただけでなく、脳の主要部位の容積増加が見られたのです。
ということです。
6ヶ月間続けたトレーニング内容が、ウェイトトレーニングだったのです。
しかもウエイトトレーニングの内容は、それぞれの最大筋力の80%の重量のリフトを週に2回行うというものです。
最大筋力の80%の重量って結構重たいです。
筋トレの回数で言うとだいたい8回ギリギリ出来るくらいの重さです。
トレーニングをやられた高齢者の方々にとっては、結構キツイ運動だったのではないでしょうか?
トレーニングを行なう際の大切な2つのポイント
この研究論文の著者であるシドニー大学のYorgi Mavros博士は、
多くの人がウェイトトレーニングを行うようになってくれれば、高齢人口全体の健康向上が期待できます。
ただし必ず継続的に行う必要があり、最低でも週に2度行うこと。
そして、適切な負荷をかけてトレーニングを行うことが重要です。
それによって脳にもたらされる効果も最大限発揮するのです
と話されているそうです。
つまり、適切な負荷(最大筋力の80%)で、定期的に(週2回)に行なうという2つが重要だということです。
人間の筋肉は20歳をピークに衰えていき、30代以降は定期的な運動をしない場合、年に1%ずつの筋肉が失われていくとも言われています。
これは、運動をしなかった場合の話で、クライアントの中には、20代・30代前半は全く運動をしていなくて、30代後半・40代から筋トレに目覚めて、自分史上最高の筋肉を手に入れた方が大勢いらっしゃいます。
いくつになっても、筋トレを始めることは遅くありませんし、良い効果がなにかしら必ず現れます。
それが今回の研究でさらに明らかになったのだと思います。
もちろん、認知症予防の実験なので、これが20代の人の脳にどのような影響をあたえるかは憶測の領域ではありますが、多くのクライントの変化を見ていると筋トレが脳になんらかの良い影響与えているのだと感じる場面はたくさんあります。
トレーニングをされたことのない方は、ぜひ専門家へ!
この話を聞いて、
『そうか!ウエイトトレーニング(筋トレ)が脳に良いんだ!』
と思って、いきなり負荷をかけて、トレーニングを開始しないでください!
ウエイトトレーニングをやられたことがない方がいきなり最大筋力の80%の重量でガシガシ筋トレし始めると、かなりの確率で脳が活性化する前にどこかの筋肉や関節が壊れてしまいます。。。
まずは、正しいウエイトトレーニングの技術を体得していただくために、トレーニングの専門家にトレーニングフォームを習ってください。
フィットネスクラブでスタッフの方に習うのも良いのですが、1番効率よくフォームを学べるのは、パーソナルトレーニングで個別に習うことです。
パーソナルトレーニングなら、あなたの身体の特徴やクセを見ながら、最適なトレーニングフォームを提案してもらえるからです。
初回のパーソナルトレーニングを受けていただいたクライアントのほとんどが、
『フォームを習うと全然効き方が違う!』
とおっしゃいます。
身体も脳も若さを保つには、筋トレが有効です。
その基礎となる型を習うのは、非常に有効な投資ですよね!
ウエイトトレーニングの経験がある方は、ぜひ週2回、結構な重さのウエイトトレーニングを行ってみてください!
数カ月後には脳が活性化しているのを感じることが出来るかもしれませんよ!
運動が脳に良いというのをもっと知りたい方は、こちらの本がおすすめです!
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