パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
みなさんは朝、起きて、なにをするか決まっていますか?
僕は、シャワーを浴びて、読書をして、机に向かって、今日の予定を確認して、Blogとメルマガを書き始めて。。。とルーティンをこなしていくことにしています。
(今年から始めたものもあるので、全て出来ない日もあるのですが。。。)
ラグビーの五郎丸選手で、ルーティンという言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。
他のスポーツ選手では、メジャーリーガーのイチロー選手がバッターボックスに入る前のルーティンがあるというのが有名ですよね。
こうした話をすると、『ロボットみたい。。。』と言われるのですが、ルーティンは、決まったことをロボットのようにこなすためにやるわけではありません。
今日は、ルーティンについてお話したいと思います。
ルーティンとは何なのか?
ルーティン (routine)とは、決まり切った手続きや仕事の事。日課。定常処理。
Wikipediaより
コンピュータ・プログラムにおける、サブルーチン
労働における、ルーチン作業、ルーチンワークとは、日常的に決まっている作業・業務を言う。
ルーティン、ルーティンワーク、ルーチン、ルーチンワークなどと呼ぼれますが、どれも同じ意味です。
先日、お話した『プラシーボとプラセボ』と同じですね。

ルーティンを行う理由
先ほどご紹介した【決まり切った手続きや仕事の事。日課。定常処理】と聞くとロボットのようなイメージがしますが、ルーティンをするのには、理由があります。
僕が、ルーティンを行う理由として考えているのは、以下の2つです。
- 決断のエネルギーを大切なことに使うため
- 限りある時間の中で最高のパフォーマンスをするため
決断のエネルギーを大切なことに使うため
人間の脳は、1日に2万とか4万とか、もっと多いとも言われる回数の決断をしているそうです。
- 布団の中でスマホを見るのか、布団から出てスマホを見るのか?
- この荷物を右手で持つか、左手で持つのか?
- 今日は雨が降るから、洋服はこれで、靴はこれにしようか?
などなど、挙げだしたら切り上がりません。
ただ、そのほとんどを人間は無意識で行っています。
- 歯を磨くのはどの歯から
- 靴をはくのは、どの足から
など、本当は決断しているはずのことを無意識で行っています。
無意識で行っているので、そんなにエネルギーを使わず、色々な事が出来るのです。
FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグやAppleの元CEO、スティーブ・ジョブズが毎日同じものを着ているのは、『今日は何を着よう?』と考える決断のエネルギーを他のことに使いたいからだと言われています。
この決まった服を着るというのも、ルーティンなのです。
こうして、無意識で行うことを増やすことで、大切な決断をする時にエネルギーがちゃんと使えるようになるというのが、彼らが同じ服を着る理由なのだそうです。
独立して仕事をするようになってから、この気持ちが少し分かるようになりました。
限りある時間の中で最高のパフォーマンスをするため
イチロー選手や五郎丸選手のルーティンはこちらの意味合いが強いかもしれませんね。
決まったことを行うことで、流れが生まれ、本来集中しなければならないことに、より集中する事ができるようになる。
いわゆるフロー状態になる導入として、ルーティンを使うという方法だと解釈しています。
また、仕事を例にすると、ルーティンを決めておくことで、時間を短縮することが出来ます。
毎日毎日、同じ作業を違う順番でしていると、作業の効率が悪く、仕事のスピードは落ちてしまいます。
効率が落ちるばかりか、その都度、新たな決断をすることが生まれるため、決断のエネルギーを無駄に消費していまうので、さきほどご紹介した大切な決断をする際にエネルギー切れ。。。なんてことも起こるかもしれません。
このようにルーティンが少ないと、様々なデメリットが出てきてしまうと考えています。
ダイエットも全く同じです!
ルーティンの話は、スポーツや仕事だけではありません。
ダイエットやボディメイクにも同じことが言えます。
人間の身体は、日々食べたもので出来ています。
その元となる1回1回の食事は、自分自身で選ぶことが出来ます。
この選ぶという行為は、先ほどご紹介した決断に当たります。
- パスタランチにするか?定食にするか?
- このチョコレートを今、食べるか?後で食べるか?
など、挙げだしたら、キリがありませんよね。
何を食べるかを選ぶことは、エネルギーを必要とする!
食欲は、3大欲求の1つなので、『何を食べるか?』という決断には大きなエネルギーが必要だと僕は考えています。
特にダイエットの初期段階では、普段とは違う決断をする必要があるため、決断にかなりエネルギーを使うと思います。
『◯◯kg落とそう!』と気合いを入れて、目標を決めても、なかなか食生活が改善できないのは、その決断をするエネルギーを別のところで使っているからかもしれません。
ある基準(ルール)によって、食事を選ぶ!
ルーティンのように毎日同じものを食べることは難しいと思いますが、ある基準(ルール)を設けて、それに従って、食事をすることは、可能です。
というか、それくらいしないとダイエットは成功しません!
- たんぱく質を1日◯◯g摂取する
- 炭水化物を1日◯◯gまでにする
など、ある基準(ルール)を設けて、食事を考えると決断するエネルギーが少なくなります。
毎日同じものを食べることが出来る!という人は、それもありだと思います。
(実際に昼食を毎日同じものを1ヶ月間食べ続けたクライアントがいました。)
また、体重が増えてしまったら、低炭水化物の食事をする。というルールを決めておくのもありですね!
まとめ
ルーティンは機械的に作業をするためのものではない。
ルーティンは、以下のことで重要な役割をはたす。
- 決断のエネルギーを大切なことに使うため
- 限りある時間の中で最高のパフォーマンスをするため
ダイエットにもルーティンを取り入れることで、目標達成する可能性が上がります!
ぜひ、自分の食習慣を見なおして見てください。
思わぬ負のルーティンが見つかるかもしれません。
それを改善すると、ダイエットが成功しますよ!
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