パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
食べ過ぎは肥満のもと。
ダイエットをする上で、食事の量が大切なことは誰でも知っていることだと思います。
炭水化物を減らしたり、たんぱく質を食べるように意識したりして、食事の質を変えることも大切ですが、まずは、食べ過ぎている食事量を減すことがダイエットの第1歩です!
ということで、食べる量を『腹八分目にする』という方法があるわけです。
食事量が通常の80%になるわけですから、食べるものが変わっていなければ、体重は落ちるはずです。
ですが、腹八分目にしても体重が落ちないという人は結構たくさんいるのです。
なぜ、腹八分目にしているのにダイエットが成功しないのでしょうか?
今日は腹八分目にしていてもダイエットが成功しない理由をお話したいと思います!
腹八分目にしていてもダイエットが成功しない人の特徴
腹八分目にしてもダイエットが成功しない人にはある特徴があります。
以下の項目に該当する人は、腹八分目にするだけではダイエット効果が期待できないかもしれません。
- 体重の変動が大きい(±1.5kg)
- 朝と晩の体重差が大きい(+1.0kg)
- 食事をしてもすぐに何か食べたくなる
- 15時になるとおやつを食べないと落ち着かない
どうでしょう?
該当している読者さんもいらっしゃるかもしれませんね。
これらの項目に該当している場合、腹八分目を意識する前にやるべきことがあります。
腹八分目を意識する前にやるべきこと
先ほどの項目に該当している方は、食事の量を一定に保つことが普段から出来ていない人です。
体重の変動や朝晩の体重差が大きい人は、食事量は常に一定と思っていても日によってまちまちな場合がほとんどです。
また食事をしてもすぐに何かを食べたくなる人、15時におやつを食べたくなる人は、身体の感覚よりも目が食べ物を欲する
イプで、自分がどれだけ食べているかに無関心な場合がほとんどです。
このような場合、腹八分目を感覚で感じてもらい、量をコントロールすることは非常に難しいです。
なぜなら、普段から食事の量にほとんど関心が無いからです。
いざ、腹八分目にしようと思っていても、自分のお腹いっぱいが一体どこなのか、わからないのです。
そのため、まずは正確に腹八分目を認識できる力をつける必要があるのです。
お腹いっぱいの感覚を修正する
正確に腹八分目を認識できる力をつけるために始めにやることは、
・お腹いっぱいの感覚を修正する
ということです。
先ほどご紹介したタイプの人は、お腹いっぱい食べるという感覚が100%ではなく、120%食べることだと認識している場合が非常に多いです。
120%食べる状態が100%(お腹いっぱい)と認識したまま、感覚的に腹八分目にしても、96%にしかなりません。
これ、ほぼ100%ですよね。
これでは、体重が落ちるはずがありません。
そこで、まずはお腹いっぱい(100%)がどこであるかを確認する必要があります。
そのためには、朝晩の体重差を5日ほど測ってみるのがオススメです。
夕食を食べる時間帯にもよりますが、朝晩の差が大きい場合は、食べ過ぎているサインです。
そのサインが出たら、その日1日の食事の内容(どれだけ食べたか?)を振り返ってみてください。
早食いをやめる
腹八分目が誤って認識している人の多くは、『早食い』をしている人がほとんどです。
早食いをすると、血糖値が上がって、満足感を得る前に沢山の量を食べてしまいます。
そのため、1口食べ物を口に運んだら、1度箸を置き、口の中にあるものをしっかりと噛んで味わてください。
こうすることで、いつもの食事量が食べられないことに気がつくかも知れません。
自分の感覚を過信してはいけない
人は誰でも自分の感覚にある程度の自信を持っています。
ただ、食事量に関して、体重を維持できる感覚を持っている人は意外に少ないです。
特に万年ダイエットをしている人は、特に少ない傾向にあるとダイエット指導をさせてもらって感じています。
腹八分目にするなど、その人の感覚にたよる部分が大きいダイエット法については、
まずは、自分の感覚と客観的な量にズレがないか?
を確認する事が必要になります。
感覚がズレていれば、いくら一生懸命腹八分目にしていると思っていても、食べ過ぎてしまっているのです。
この状態では、『自分では食べていないのに、体重も減らないし!』とストレスが溜まって、余計ダイエットがうまくいかないので、1度自分の感覚を見なおしてみてはいかがでしょうか?
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