パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
胃が大きくならないという記事が反響を頂いています。
≫ダイエットして胃袋が小さくなるは迷信です!
この事実を知らなかったという読者さんは結構多いようで、『えっ!?そうだったの!』と思われている方が多いことがよく分かりました。
このように一見本当だと思っていることが違うという話をすると反響を沢山頂くのですが、その一方で、そうした情報をうまく活用して、記事に人を集めようとしている人がいるのも事実です。
先日、LINEにご相談を頂いたのは、そんな情報を調べすぎて、どうしていいか分からない方からでした。
今日は、ネットのダイエット情報に振り回されないためにやるべき事をお話しさせていただきたいと思います!
物事は賛否両論あるものだと認識すること
ダイエットの情報に限りませんが、ほとんど全ての出来事で賛否両論あるものです。
低糖質を良いと言う人もいれば、ダメと言う人もいます。
ストレッチをしたほうが良いという人もいれば、やる必要がないという人もいます。
いつの時代も賛成派がいれば、反対派がいるのものです。
なので、ネットで情報を調べれば、賛否両論出てくるのは当たり前なのです。
情報に振り回されないようになるための方法
そうした情報の中から自分にピッタリの情報を見つけることはスゴく大変です。
でも、情報に振り回されないようにすることは出来るのです。
その方法をいくつかご紹介したいと思います。
前提条件がどうなっているか?
これは意外と多くの人がやっていないのですが、前提条件を調べるということです。
例えば、低糖質ダイエットであれば、『低糖質ダイエットを推奨していたある方が亡くなったから危険だ!』というのは、端的すぎです。
こちらの記事でも書いたように
≫『糖質制限ダイエット』=『危険』と決めつけないで!
『その人の健康状態がどうであったか?』によって、結果は変わってきます。
それを健康な方もなにか疾患を持っている方も、オトナも子供も、男性も女性も一色単に考えるのは危険です!
まずはその事例の前提条件がどうなっているかをしっかりと調べる必要があります。
その条件が書かれていないのであれば、どんな人にもある程度再現性がある情報か、ただある1つ例をさも効果のあるように書いているのかのどちらかになります。
たんぱく質の食べ過ぎは大腸がんになるということを言う方もいらっしゃいますが、これは半分本当で半分ウソです!
たんぱく質を沢山食べると大腸がんになる人もいますが、ならない人もいます。
この2つを分けるのは、腸内環境だったり、体質だったりするわけなので、一概に断定は出来ないのです。
断定しているけど、根拠はあるのか?
『そうは言われても、知識が無いものからするとその判断は難しい。。。』
と思われている読者さんも多いと思います。
そう思うのは、もちろん知識がまだないということもあるのですが、断定している記事が多いからもあると思います。
誤解を恐れず言えば、断定して書くと説得力があるように見えます。
『有酸素運動を30分以上したら筋肉落ちる場合があります。』
より、
『有酸素運動を30分以上やると筋肉が落ちるから絶対ダメです!』
という方が説得力があるし、本当にそうなんだなと思う人も多いようです。
これは、文章の書き方のコツで、ブログに沢山の人を集めるためのセミナーなんか行くと、『断定口調で書いてください。
なんて教えているセミナーもあるくらいです。
そこに根拠があればいいのですが、多くの場合は根拠が無かったり、仮に根拠があっても、それを解消する方法があるのに、さもそれはダメ!という印象をあたえるような表現になっている場合が少なくありません。
そういう情報については、裏をしっかりと取ることが必要になります。
エビデンスが全てではないが、ある程度信頼出来る指標です!
よく『それってエビデンスあるの?』という意見を言われる方もいらっしゃいます。
エビデンスとは
医学および保健医療の分野では、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す。
エビデンスは、医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、少しでも多くの患者にとって安全で効果のある治療方法を選ぶ際に指針として利用される。
とされており、ダイエットやトレーニングの分野はこれに近い分野であると考えています。
実験等である程度のエビデンスあるものは信頼性が高く、それを元に理論を作っている人が多くいらっしゃいます。
その一方で、経験則だけで説明をしている人もいます。
人間の身体は分かっていないことも多いので、エビデンスが全てだとは思いませんが、エビデンスが全く無いのも考えものです。
そうした情報が特にネット上には多いので、注意が必要です。
人間の身体の仕組みから考える
僕がいつも大切にしていることは、身体の仕組みから考えるということです。
人間の身体は色々な仕組み(システム)が絶妙にからみ合って、身体を維持しています。
その維持機能がどのように行われていて、どんな働きがあるかを学ぶようにしています。
あるダイエット法を検証するときも、そのダイエット法をすると身体の中ではどんなことが行われているか?をまず考えます。
その上で、自分で実際にやってみることにしています。
そうすることで、理論と実践が同じになるのか?
それとも、理論通りにならないのか?
ということが分かります。
その2つを繰り返して、自分なりの理論が出来上がってきています。
その上で、再現性の高いものをご紹介するようにしています。
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