東京でパーソナルトレーナーをしている安藤ひろゆきです。
『たんぱく質を意識して食べること』、『おこめを食べること』という一見相反している事についてお話をさせていただきました。
この2つの記事を読んで頂いたり、他の記事を読んで頂くと、2つの事が同じことを違う視点から話しているだけだと分かって頂けるとかと思います。
『たんぱく質が良い!』『炭水化物はダメ!』って話になりがちですが、5大栄養素で人間に必要ないものは何一つありません。
ただ、それぞれに適した摂取量があるというだけなのです。
今日は、たんぱく質を意識するのと、おこめを食べるという表現が本質的になぜ同じなのか?をお話したいと思います!
食べなくていい栄養素なんて無い!
先程もお話しましたが、5大栄養素で人間が摂取しなくてもいい栄養素なんてありません。
- 糖質
- たんぱく質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
全て必要です。
3大栄養素の糖質・たんぱく質・脂質はエネルギーになったり、身体を作る上で重要です。
それら3大栄養素を上手く活用するために、ビタミンやミネラルが必要になります。
図解するとこんな感じです。
矢印は合っていますが。下の説明が少し違っているので、近々新しい図を作ろうと思います。
これからも分かるように、全ての栄養素が必要なのです。
なぜ、低炭水化物が流行っているのか?
では、なぜ炭水化物を控えるダイエットが流行っているのでしょうか?
それは、現代人は糖質を過剰に摂取している人が多いからです。
糖質はエネルギー源になる重要な栄養素ですが、余れば脂肪に変わってしまいます。
現代人の体脂肪率が昔よりも上がってきているのは、糖質の過剰摂取です。
過剰摂取と言っても、適量よりも多いという意味です。
そのため、炭水化物を減らしましょう!って話になっただけです。
ただ、先程もお話したように、糖質は、エネルギー源になるだけでなく、身体をつくるということにも重要な役割をしています。
そのため、過剰に控えるのは、NGです!
たんぱく質を意識して食べるのとなぜ同じなの?
炭水化物を控えるダイエットが流行る理由をお話しました。
でも、僕はあえて『炭水化物を減らしましょう!』とは言いません。
なんとお伝えするかというと、『1日に必要なたんぱく質を食べましょう!』と言います。
1日に必要なたんぱく質量は大体あなたの体重のグラム数です。
60kgの人なら60gです。
これを卵(Mサイズ)で1日摂ろうと思ったら、10〜12個食べないといけません。
ゆで卵だけでなくてもいいのですが、このたんぱく質量をしっかりと摂取できている人はほとんどいません。
でも、食事はちゃんと食べている。
ということは、必要なものがしっかりと食べないのに、余計なものをたくさん食べているわけです。
その余計なものが『炭水化物』なのです。
そのため、
まずは足りていない必要な栄養素の『たんぱく質』を1日必要量食べましょう!
とお伝えしているのです。
これによって、たんぱく質を食べると必然的に余分だった炭水化物の摂取量が減るということです。
〇〇を控えるは精神的にキツイ。。。
どちらも同じことを言っているのがお分かり頂けましたか?
その2つの表現のうち、必要な栄養素の『たんぱく質』を1日必要量食べましょう!と僕がお伝えするのには理由があります。
その理由とは、
『糖質を控えましょう!』は精神的にキツイ!
ってことです。
〇〇を控えるというのは、非常にストレスがかかります。
でも、たんぱく質を必要量食べるとなると意外とストレス無く出来る人が多いです。
さらに僕がお伝えしていることは、「1日の必要量のたんぱく質が食べられるのなら、甘いモノを食べてもOKですよ!」とお伝えしています。
これは、腹8分目でおさまるならという前提条件付きですが。
まずはたんぱく質を必要量食べることに意識向いて、それを達成したら、炭水化物や好きなものが食べられると人って頑張れるんですよね。
「宿題やったら、遊びに行ってもいいよ!」って言われると、頑張れるみたいな感じでしょうか?(笑)
この方法だとクライアントの多くが、〇〇を控えると表現した時よりも成功する確率が高いので、この表現をしています。
中身のやり方はほぼ同じなんですけどね。
どちらの方法が優れているとか、いないとかではなく、どちらがあなたに合っている表現方法か?それが重要です。
方法論が同じでもモチベーションが続かないと結果が出ることはありませんので、あなたのモチベーションが上がる表現を探してみてくださいね!
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