パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
先週末にNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)で講義をさせていただきました。
その内容は、リバウンドさせない!ダイエット・ボディメイクの食事指導の基礎という内容だったのですが、その中で、
炭水化物は減らさないとダイエットやボディメイクは成功しない?
という質問をさせていただきました。
多くの方がその答えは『YES!』だと思っていたようですが、僕の答えは
『必ずしも減らせば良い!というものではない』
というのが答えです。
今日は、ダイエットやボディメイクを成功させるためには、必ずしも炭水化物を減らした方が良いわけではない理由をお話したいと思います!
炭水化物の話をする前に押えておきたい3つのこと
ダイエットやボディメイクの際に食事が非常に重要な事は言うまでもありません。
炭水化物の話をする前に押えておきたい3つのことをお話したいと思います。
それは、以下の3つのポイントです!
- 食事の量(どのくらい食べているのか?)
- 食事の質(何を食べているのか?)
- 食事のタイミング(いつ食べているのか?)
優先順位もこの順番なので、とにかく食べ過ぎているという人は、炭水化物とかたんぱく質とか言う前に全体量を減らす必要があります。
量が適正量になって、始めて次のステップの『食事の質』に進めるのです。
ダイエットやボディメイクをするときの炭水化物の考え方
低炭水化物ダイエットが流行って、ダイエットやボディメイクをする際には炭水化物を控えることが常識の様になっています。
ですが、これは世の中の非常識です。
炭水化物というよりは、ブドウ糖になるのですが、ブドウ糖は人間にとって必要不可欠な栄養素です。
これを摂取しないと言うことは、身体に大きな影響を与えます。
身体が短期的に引き締まることには役立ちますが、健康や美容といった面ではマイナスが非常に多いです。
例えば、糖質制限して身体は絞れてきたけど、肌がカサカサして来たとします。
これは油が足りないことが原因だと思って、油をいくらとっても解決はしません。
なぜなら、原因はブドウ糖不足だからです。
つまり、原因と対処法がズレているので、いつまで経っても肌のカサカサは治らないのです。
このようなマイナス面があるのですが、それでもダイエットやボディメイクをする際に炭水化物を控えるのはなぜなのでしょうか?
それは、
『短期的に身体を引き締めたいから』
これにつきます。
あなたがもし、ボディメイクをして、コンテストに出るというのでしたら、炭水化物を短期的に控える食事もありだと思います。
ですが、ダイエットやボディメイクで作り上げた身体をずっと維持していこうと思うなら、炭水化物を短期的に控える食事はオススメできません!
その理由は先程もお話したようにマイナス面が非常に大きいからです。
炭水化物を抜けば、身体は引き締まるけど。。。
先程もお話したように炭水化物を抜くことで、短期的に身体を絞ることが出来ます。
身体が絞れると感じるのは、身体の体水分量が変化するからで、厳密には痩せていません。
その一方で、筋肉をつけるという意味においては、炭水化物を極限に控えるのは、マイナスです。
その理由の1つがインスリンが出ないことです。
筋トレを一生懸命して、プロテインもしっかりと飲んでいるのに、筋肉がつかない。。。
という人は、炭水化物を食べた方が良い結果が出る可能性が高いです。
このように炭水化物は、ある側面を見ると必要な分は、食べる必要があるものなのです。
それが低炭水化物ブームで、いつのまにか『炭水化物=悪者!』となってしまっています。
そんなことはありません。
どんなものでもそうですが、正しい使い方、摂取方法を知っていれば、過度に控えることは無いのです。
それは、ダイエットやボディメイクをしている方も同様です。
なぜなら、ダイエットやボディメイクをした後の身体と一生関わっていくからです。
このコンテストが終わったら、死んでもいい!みたいな人以外は、身体を引き締めたり、筋肉をつける以外の部分にも目を向けて、ご自分が納得する良いバランスで炭水化物を食べれるようになるといいですね!
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