パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき（@PThiroando）です。
ダイエットをする人の多くが、カロリーを気にしています。
カロリーを知るには、食品の裏についてる成分表示を見て『エネルギー』という項目を見てもらえば、◯◯kcalって書いてあるので、カロリーは分かると思います。
この様に食品のカロリーを気にして、カロリー計算をしているのに「痩せない。。。」という方は多くいらっしゃいます。
カロリーを落とすだけでも痩せる場合もありますが、ほとんど方がカロリー計算をするだけでは上手くダイエットすることが出来ません。
この原因は、
栄養素を無視しているから
食事は、エネルギー摂取もありますが、同時に栄養摂取もしているのです。
今日は、ダイエットはカロリー計算よりも栄養計算が大切な理由をお話したいと思います！
カロリーが少ないものは栄養が無い。。。
食べ物を食べることで人間は、栄養を摂取しています。
その栄養素にカロリーがあります。
カロリーがあるものは、『糖質』『たんぱく質』『脂質』の3つ（3大栄養素）です。
そして、それぞれの栄養素のカロリーは、
『糖質』と『たんぱく質』が1gあたり4kcal
『脂質』が1gあたり9kcal
です。
これらの栄養素が入っている場合、カロリーがある。ということになるのです。
ビタミンやミネラルをいくらとっても、カロリーはありません。
ビタミンやミネラルも大切な栄養素ですが、身体を作るという意味では、『3大栄養素』が大切です。
3大栄養素があるものを摂取しようと思ったら、カロリーはある程度あるということになります。
この考え方でいくと
カロリーの無いものは、3大栄養素の割合が少ない。
ということになります。
つまり身体にとって大切な栄養が取れないということです。
食事は、カロリーを取るよりも栄養を取るもの
食事は生きるためのエネルギーを取るために重要と考えている人も多いのですが、それよりも大切なことは、身体のために必要な栄養を取ることです。
これが、食事の本来の意味ではないかと考えています。
それがダイエットをするには、カロリー計算が必要というのが一般的になったことで、
カロリー計算＞栄養計算
という構図が出来てしまいました。
それによって、栄養素よりもカロリーを気にする人が増えたのです。
もちろん、食べすぎている人にカロリー計算を使って、ダイエット指導することは有効な手段だと思います。
栄養がそもそも足りていない人に、痩せたいからといって、カロリー計算のダイエット指導をするのは危険です。
なぜなら、現時点で必要な栄養が足りていないから。
この場合は、カロリー計算よりも栄養計算をすることを意識して貰う必要があります！
栄養計算って難しいそう。。。
こんな話をすると、『栄養計算って難しそう。。。』と思われるかもしれません。
ですが、栄養士さんのように事細かく栄養計算をするわけではありません。
今、あなたが食べている食事の
- 『糖質』
- 『たんぱく質』
- 『脂質』
がどんな割合で入っているかを知ることです。
糖質であれば、主食類（ごはん・パン・麺類）、野菜、果物など
たんぱく質であれば、お肉（牛・豚・鳥など）、魚、豆など
脂質であれば、油
を食事を食べる前になんとなく分かる程度でいいのです。
2ヶ月の食生活改善プログラムを受講されているクライアントも細かな栄養計算をしないで、2ヶ月で大体の栄養計算が出来るようになります。
大体の栄養計算が出来るだけで、2ヶ月で体重が8kgくらい落ちることもあります。
ただ、この際にカロリーの話は一切しません。
お話するのは、栄養素の話だけです。
まずはたんぱく質を必要量食べましょう！
ここで栄養計算について全てお話するとスゴイ文字の量になってしまうので、最初のステップをお話するとまずは、
たんぱく質を1日あなたの体重のグラム数食べましょう！
55kgの人は55gのたんぱく質を食べるのです。
これを意識して食事をするだけで、食べ過ぎも防げますし、必要な栄養素があなたの身体に届きます。
他にも色々とあるのですが、今日は最初のステップをお話しました。
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