ダイエットにササミはNGとかはありません!

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筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。
科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー⇒詳しいプロフィールはこちら

安藤ひろゆき


東京でパーソナルトレーナーをしている安藤ひろゆきです。

こんな記事を発見しました。

ダイエットにササミはNG ビタミンB群が不足し代謝が悪くなる

 

すでに知っているかもしれませんね。

記事には、

  • ダイエット中にオススメの食材とNGな食材について、管理栄養士が解説
  • ササミばかりを食べているとビタミンB群が不足し、代謝が悪くなるという
  • バランスのよい食事と運動ができないかぎり、ササミはNGな食材だそう

という内容が書かれています。

 

管理栄養士さんが書かれている記事なのですが、これはかなりヒドイです。。。

 

単独の食品の栄養素だけを見て、その食材がダイエットにNGかどうかを見るのは、あまりにもナンセンスです。。。

こんな風に食べるものに、善悪をつけてダイエットをすることがNGです!

 

今回はダイエットにササミはNGとか無い理由についてお話したいと思います!

記事内の内容について

まず初めにこちらの記事に書かれている内容についてお話したいと思います。

この記事に限ったことではありませんが、こうした記事を読む場合に大切なことは、

 

ダイエットをどのように定義しているか?

 

ということが重要です!

この記事には明確には書いていないのですが、最後に

ダイエット中に気になる“食材のOK or NG”をお届けしました。

ポイントは、血糖値を急激に上げないこと。上記の食材を参考に、できるだけ適度な運動とバランスのよい食事を心がけましょう。

と書かれているので、おそらく『食事+運動』という定義なのだと推測されます。

 

そうなると、今回の記事は運動のことが全く書かれていないので、ダイエット記事として、破綻しています。

それは一旦置いておいて、ダイエットの食事面について書いたと仮定して、この記事の内容見ていきたいと思います。

こちらの記事は、以下の7つの項目で構成されています。

  • はじめに…「血糖値&インスリン」とは?
  • 1:ラクトアイス
  • 2:キウイ
  • 3:ササミ
  • 4:油
  • 5:日本そば
  • 6:チーズ
  • 7:豚肉・牛肉

はじめに…「血糖値&インスリン」とは?

ダイエットをする際に、血糖値を考えていくことは重要です。

ですが、インスリンは非常に重要なホルモンで、血糖値を下げる働き以外に

  • 筋肉へのグルコース、アミノ酸、カリウムの取り込み促進とタンパク質合成の促進
  • 肝臓における糖新生の抑制
  • グリコーゲンの合成促進・分解抑制
  • 脂肪組織における糖の取り込みと利用促進

など様々な作用をしています。

インスリンの糖質を脂肪として蓄えようとする働きは、一部ですし、糖質も適量であれば、インスリン分泌されても太ることはありません。

 

インスリン=脂肪を蓄えるホルモン

 

という認識は間違いです。

血糖値が急激することは、僕自身も推奨していませんが、血糖値も急激に上がらないから脂肪になるということではないので、そのあたりはもう少し詳しい解説が必要かなと感じました。

1:ラクトアイス

これは記事内に書かれている内容で、同感です。

アイスはそもそも嗜好品なので、脂肪が多い少ないで考えるより、ダイエット中に限らず食べ方を考えないといけません。

2:キウイ

フルーツはカロリーが高いものも多いですが、キウイはOK。

食物繊維が多いため、ゆっくり吸収されていき血糖値も上がりにくい食べ物です。

さらに、3個でも200カロリー以下と低カロリー。また、ビタミンの王様でも! 生で食べるため、ビタミンも壊れにくいですよ」

そもそも、果糖は血糖値が上がりません。

フルーツを食べて血糖値が上がらないことと、食物繊維が豊富であるかどうかは関係がありません。。。

さらに、血糖値の話から突然カロリーの話が出てきましたが、血糖値のことを考えるなら、カロリーよりも栄養素の話をしていただいたいというのが、正直なところです。。。

3:ササミ

これがダイエットにNGという意味が分かりません。。。

ササミは脂質が少なく、たんぱく質豊富な食材です。

確かに記事内で書かれているようにビタミンB群が不足するかもしれませんが、ササミ以外の食材でビタミンB群を補給できれば、全く問題のない食品です。

この部分だけ、ササミだけを食べるダイエットをする場合の話の用になってしまっているので、誤解のないようにお願いします!

4:油

これも脂質のことが本当にわかっていらっしゃるのかな?という記事です。

ダイエットに植物油はOK

これは迷信です。

植物性でもNGなものはありますし、動物性だからといって、NGということもありません。

飽和脂肪酸=動物性脂肪、不飽和脂肪酸=植物性脂肪だと思っていませんか?

2016.07.18

油(脂質)の世界は非常に奥が深いので、この記事内容は非常に残念です。。。

5:日本そば

こちらも記事内にはNGと書かれていますが、そばも色々な種類があるので、選び方次第です。

非常に安価に提供されているチェーンのおそば屋さんのそばがダイエットに不向きなことは間違いありません。

ダイエットにはうどんよりそばの方が良いはウソ!

2014.12.18

6:チーズ

チーズは確かに間食に便利ですが、身体が丸くなるので、ダイエットに合っているかは疑問が残ります。

間食なら、ゆで卵が最強です!

7:豚肉・牛肉

記事内には、

豚肉・牛肉はOKです。

ビタミンB1(糖質をエネルギーに変える)をはじめとするビタミンB群が豊富で、代謝もよくなり筋肉量もUPします。もちろん脂もあるので腹持ちもよいですよ

と書かれていますが、これも先ほどお話したようにそのお肉だけを単独で食べた場合の話です。

鶏肉、牛肉、豚肉を比べると、豚肉は脂質が多く、たんぱく質が少ないので、ダイエットに適しているかどうかはナゾです。。。

どの切り口で食材を見るか?

ご紹介している記事に書かれていたことを僕なりに解説してみました。

ちなみに僕のダイエットの定義は、

 

食事改善(制限)をして体重を落とす

 

これだけです。

この観点から今回の記事を見た時に、単独の食材にビタミンB郡が多いかどうかは問題になりません。

1日で食べている栄養素のバランスを見ていますし、ダイエット時はどうしてもビタミンやミネラルは不足しがちなので、場合によってはサプリメントを活用します。

これをする理由は、ダイエットの目的が減量だからです。

その目的を達成するために最適な方法を選ぶと考えると、サプリメントも使い方かなと考えています。

 

このようにどの切り口で食材を見るかで、その食材の良し悪しが決まります。

万能な食材はこの世に存在しないので、切り口が変われば、NG食材がOK食材にガラっと変わることは十分にあり得ます。

 

今回の記事で言えば、

  • 血糖値にフォーカスをするのか?
  • ビタミンB群にフォーカスするのか?
  • 過食を防ぐために腹持ちにフォーカスするのか?

というのを決めて、同じ切り口で各食材を評価して頂けると良かったのではないかと感じています。

大切なことはあなたがどんな食生活を送りたいかを知ることです!

大切なことは、あなた自身がどのような食生活を送りながら、ダイエットをしたいかです。

それを知らないと、切り口が違う記事の食材の話に右往左往することになってしまいます。

 

ササミが好きなら、ササミを食べながら、ダイエットをする方法を考えるのが良いです。

また、果物を食べたいなら果物を食べながら、ダイエットする方法を考えるのが良いです。

これは、あなたがどのような食生活をしたいのかが決まらないと始まりません。

 

その状態で、良い面と悪い面がかならずある食材をNG食材だと決めつけることは出来ないのです。

 

食材の善悪を決めつける前に、まずはあなたがどんな食生活を送りながら、ダイエットしたいかを考えてみてください!

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筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。
科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー。
これまでに手がけたクライアントは1,200名以上。196名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。
パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。
メディア出演,お仕事依頼 → info@lifetime-athlete.co.jp