パーソナルトレーナー・ヘルスコーチをしている安藤ひろゆき(@PThiroando)です。
トレーナー仲間のTraining-studio『Master Mind』の栗原トレーナーがこんな事をツイートしていました。
個人で一月いくら売り上げれば成功なのか?
様々よね。
フリーランスのトレーナーの皆さんぜひ教えてください。
あ、フリーランス以外のトレーナーさんもぜひ教えてください。
— 栗原弘教 (@kuririn_h) 2016年9月17日
非常に興味深い質問ですよね?
独立したり、フリーランスになると会社員のときよりも収入が安定しないので、このような疑問が湧くのは当然かなと思ったりもしました。
それよりも大切なことは、『成功』というキーワードです。
成功ってどうなると成功なのかって、わからないですよね?
僕は幸せと同じで、成功も主観なので、その人が成功したと思ったら成功だと考えています!
でも、これを意外と考えた事が無いトレーナーさんって多いようです。
今日は、「パーソナルトレーナーの年収はいくらなら成功なのか?」についての考えをシェアしたいと思います!
パーソナルトレーナーの年収はいくらなら成功なのか?
先程もお話したように、『成功』や『幸せ』は主観なので、これが成功って定義は無いと考えています。
そのため、先程の栗原トレーナーのツイートの僕の返信はこのようなものでした。
@kuririn_h 一体いくらあったら、望む生活が出来るかだよね。
そして、その生活を引退後も続けられるためにはいくら必要なのか?
あと、30年働いて、30年引退生活すらなら、単純に倍は稼がないといけないからね。— 安藤ひろゆき (@hiroando) 2016年9月17日
これを聞いて、超現実的だなって思ったあなた。
では、あなたが望む年収や月収はいくらですか?
もし、あなたが、年収1,000万円、月収100万円と答えているなら、超キケンです!
なぜなら、その年収、月収は世間のイメージで言わされている可能性が高いからです。
年収が高ければ、幸せという誤解
前にこんな調査が記事になりました。
簡単に言うと年収が高いから必ずしも幸せということにはならないという調査結果でした。
年収を多くしたいと思う人の多くは、
『幸せになりたい!』
『望む生活が出来るようになりたい!』
と思って、年収をあげようと考えています。
お金を沢山手に入れることは、それらを手に入れる手段の1つなのです。
ただ、これが誤解だということがある意味証明されてしまっているという現実があります。
その原因は、先程もお話したように世間でよく言われている成功イメージをそのまま持っているだけで、自分自身の成功や幸せについて考えていないからだと、僕は考えています。
本当に必要な年収は人それぞれ違う
年収1,000万円・月収100万円を目指すことを否定しているわけではありません。
成功や幸せを掴むために必要な年収や月収は、人によって違うということです。
それをしっかりと計算する必要があるのです。
例えば、今の生活を維持するのに、
1ヶ月にいくらかかって、
急な出費にも対応出来て、
年に数回旅行に行って、
自分の学びたいときに学ぶことが出来て・・・
と挙げだしたら、キリがありませんが、それを現実的に計算して、その金額なのかってことです。
これって人によって全然違うんですよね。
コンサルティングをさせて頂く際にこのような話になると、かならず「その金額の根拠って、なんですか?」って質問するようにしているのですが、ほとんどの人が
『えっ!?そう言われると根拠はありません。よくそう言われているから・・・』
という答えが相当数返ってきます。
その後、しっかりと考えてもらうと、考えていたよりも少ない年収で、『成功』や『幸せ』を掴めるトレーナーさんも多いです。
1,000万円じゃ足りないトレーナーさんもいっぱいいらっしゃいますが。(笑)
引退後のことも考えないといけません!
最初の返信でも書いたのですが、引退後のことも視野に入れながら、人生設計をする必要があります。
生涯現役で、いきなりコロッと亡くなる方はほとんどいませんからね。
引退して、老後を過ごすにもお金が必要です。
引退する前と同じ生活を維持したいなら、単純にその金額も現役のときに稼いでおかないといけません。
もちろん、こんなに単純計算にはなりませんが。
もし、あなたがこれから30年働いて、30年引退生活するなら、単純に倍は稼がないといけないということです。
さらにやり取りの中で
@kuririn_h ゾンビって言うか、人として生活出来ないよね。
目の前も大事だけど、それ以外も見ないとね。
僕も師匠に言われて、真剣にいくら必要かを考えたよ。
引退は自分で決められたらいいけど、いらないって言われるかもしれないからね。(笑)
それゆえ、僕は超現実的。(笑)— 安藤ひろゆき (@hiroando) 2016年9月17日
と答えたのですが、トレーナーはスポーツ選手と同じで、引退を選べない可能性が高いです。
クライアントから『もういらない』と言われたら、それで契約が終わってしまいます。
その現実がいつくるかは誰にもわかりません。
ただ、引退する日が突然来るということを頭に入れておく必要はあります。
目の前に一生懸命取り組み、先を考える時間を持つ
不安を煽るようなことばかりを書きましたが、これが現実です。
先のことを考えすぎて、今に集中できないのは、論外ですが、目の前のことに集中しながら、先を考える時間を少しでも持つことが重要です!
これだけ偉そうな事を行っている僕も、師匠たちに教えてもらって、この事実に気がつきました。
そこから真剣に色々な事を数字で出して、それに向けて努力をしているところです。
世間一般に言われているイメージで『成功』や『幸せ』を考えるのではなく、自分の『成功』や『幸せ』を考えてみてください。
もしかしたら、今考えている目標では『成功』や『幸せ』は得られないかもしれません。
もしかしたら、既に『成功』や『幸せ』を得ているかもしれません。
それはあなた自身にしかわかりません。
それを知るには、現実的に、自分と向き合い、『成功』や『幸せ』の自分の定義を明らかにすることです。
また、LINE友だちも同時に募集しております↓
LINEにお気軽にご質問ください!