低炭水化物ダイエットにご用心…?

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筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。
科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー⇒詳しいプロフィールはこちら

安藤ひろゆき


東京でパーソナルトレーナーをしている安藤ひろゆきです。

先日、Yahooニュースのトップでこんな記事が出ていました。

『低炭水化物ダイエットご用心…発症リスク高まる』

ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

どんなニュース記事だったの?

簡単に説明をすると、

炭水化物を制限する食事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究結果が発表された

というニュース記事です。

 

僕も身体を引き締めたいというクライントに、トレーニングと並行して食事の改善も提案するのですが、食事改善として炭水化物を減らす事をお話することが多いので、今回の記事は、色々なところからご連絡を頂きました。

僕が考えた事は、後ほどお話するとして、今回のニュース記事は、炭水化物を制限する食事のリスクとして認識する必要があるとは思っています。

ただ、このニュース記事だけを見て、低炭水化物ダイエットがダメというのは、ちょっと違うのではないかとも思っています。

結構疑問点が多くあります。

まず、今回の記事をもう一度読んでいただきたいのですが、色々と疑問に思うことはありませんか?

冒頭の「炭水化物を制限する食事を長期間続ける」という部分の「長期間」とはどのくらいなのでしょうか?

 

食生活を調査してから20年以上経っていて、追跡調査の期間が平均約16年間なので、

2週間は、長期間に入るのか?
1ヶ月なら、長期間に入るのか?
半年なら、長期間なのか?

などこの記事だけでは判断できないと感じました。

対象者が疑問

次に対象者なのですが、「スウェーデンの30~49歳の女性」でした。

おそらくスウェーデン人の方だと思うのですが、もしかすると、スウェーデン在住の方かもしれませんね。

どちらにしろ、スウェーデンと日本では食文化が違うので、そもそもの炭水化物の摂取量が違います。

 

そのため、どのくらいの量、炭水化物を制限をすると「炭水化物を制限する食事」とみなすかも結構曖昧です。

僕が食事のお話をさせて頂く多くのクライントは、「炭水化物を制限する食事」をしていると認識しています。

ただ、これが平均的な量から比べて制限をしているかどうかは、その方の今までの摂取量によって違ってきますよね。

対象の女性がどんな体型や体重だったかも分からないので、結構な個人差がありそうだなとも感じました。

また、女性のみなので、男性も同様の結果が出るかもわかりません。

僕が炭水化物を制限する食事を男女とも指導させて頂いた経験から言うと男女でかなりの差が出ることは間違いない事実です。

分析方法が疑問

最後に

「4万3396人に調査をして、1270の発症例を10段階に分けて分析」

とありますが、そもそも発症例が全体の約3%しか無いのです。

 

97%の人は発症していないか、途中で調査から漏れたかなど様々な理由があると思いますが、分析対象から外れています。

その3%を段階分けして、リスクが増えることといっても、それほどまでの差があるとは正直感じられませんでした。

この研究結果はもっと詳しいことまで書かれていると思いますが、このニュース記事だけでは、曖昧な部分が多く、炭水化物を制限する食事の良し悪しの判断をするのには不十分ではないかと思いました。

特に多くの日本人の女性は、この心配がないと個人的に思うのですが、それについては、今度のブログで書こうと思います。

低糖質食を始める人必見!炭水化物と糖質は何が違うの?

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筋トレで理想の身体に導く肉体改造のプロ。 科学的根拠に裏付けられたトレーニング理論を論理的かつ分かりやすく説明する指導法には定評があり、多くのクライアントから指名されるパーソナルトレーナー。 これまでに手がけたクライアントは1,200名以上。196名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。 パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。 メディア出演,お仕事依頼 → info@lifetime-athlete.co.jp